外出先で目にした美しい風景を綺麗に風景撮影していつでも思い出に浸りたい時には、写真撮影時にカメラのモードを絞り優先オートに設定する事がコツです。
その理由は、絞り優先オートに設定する事により被写界深度というピントが合っている部分が調節可能になるためであり、絞り優先オートにおいてF値という数値を大きくするほど被写界深度が深くなるので、シャッターを切ると手前側から奥側に至るまでピントが合っている写真に仕上がります。
絞り優先オートでF値を大きめにした後に意識すべき事柄がホワイトバランスであり、風景撮影における写真撮影ガイドとしてはホワイトバランスの重要性は高いです。
そのようなホワイトバランスとは、白色の物を正しく白色に写す事をホワイトバランスと呼びます。
カメラの購入時にはホワイトバランスはオートホワイトバランスに設定されている事例が多いので、カメラが撮影時に自動的にシーンを判断して適切なホワイトバランスに設定するのですが、風景撮影ではオートホワイトバランスを利用しない事がコツです。
中でも朝焼けや夕焼けが美しい時間帯の場合は、ドラマチックに見える光景であったとしても自動的に設定されたホワイトバランスによりインパクトが感じられない写真になるので、風景を撮影する時にはホワイトバランスを太陽光に手動で設定してから撮影を行いましょう。
ホワイトバランスと同様に風景撮影の色味で重要性が高いのが仕上がり設定で、仕上がり設定も購入時にはオートやスタンダードといった設定になっていますが、より良い仕上がりにするには手動で鮮明や風景といった選択肢を選ぶと良いです。
絞り優先オートを選んで写真撮影を行った場合は、自動的にカメラがシャッタースピードを最適な数値に決めてくれますが、レンズを向けた対象物の色によっては露出が変化する事例も稀有ではないので、露出を手動で設定する事も大切です。
白色の被写体はプラス補正にして黒色の被写体にはマイナス補正を行うと良いですが、白色の被写体であってもマイナス補正を行った方が世界観が表現できると感じられるのなら、柔軟にマイナス補正にしても構いません。
そのように目を奪われた風景を風景撮影する時、仕上がりを逐一確認しながらシャッターを切るためにカメラの背面に備わっているモニターで大きく写しながらシャッターを切るのも良い方法です。
さらに、被写体が夜景や滝などの場合は三脚を用いるとブレが無い写真になりますし、フィルターをレンズに装着すれば色味や全体の雰囲気が特有の仕上がりになります。